中性子使うがん治療装置、小型化した加速器を三菱重工などが開発

2013/1/14の日経新聞によると
三菱重工業と筑波大学や、
高エネルギー加速器研究機構、
日本原子力研究開発機構、
北海道大学なども加わって、
放射線の一種である中性子を使い、
がん細胞だけをたたく新たな治療法
「ホウ素中性子捕捉療法」向けの
装置を開発したと発表した。

従来は原子炉が必要だったが、
小型の加速器で中性子がつくれ、
一般病院への普及が見込める。

新治療法はがん細胞だけに集まる
ホウ素化合物を患者に投与した後、
中性子を当てる。
ホウ素を取り込んだがん細胞だけを攻撃し、
正常な細胞にはほとんど影響しない。
がん細胞をピンポイントで破壊できるので、
治すのが難しい悪性脳腫瘍や再発がん、
末期がんの治療も可能という。

従来は中性子を原子炉で作り、研究を進めて
きたので、研究も限られていた。

いばらき中性子医療研究センター(茨城県東海村)
に14日据え付けた加速器は長さ7メートル、
重さ4.5トン。
13年度から調整運転を開始し、動物実験を経て
臨床試験に移る。

問題点は、がんによってはホウ素化合物が十分集まらず、
治療できない場合もあることと、中性子が入る深さが
体表から7センチ程度なので、深い部分のがんには
向かない事。
これらを克服する研究も進められているという。

この分野では、日本が世界をリードしています。
【先端科学の最新記事】
posted by 探求者 | 先端科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。